任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)で、立憲民主党神奈川県連が擁立に向けて最終調整を進めている横浜市立大教授の山中竹春氏(48)が18日、記者団の取材に応じ、「立憲民主党を中心に理解が得られれば、ぜひ挑戦をしたい」と述べ、無所属で出馬する意欲を示した。
山中氏は同日、市内2カ所で相次いで開かれた会合に出席し、県連所属の横浜市議、県議らとの顔合わせを行った。出席者によると、会合では「データを重視した政治が基本。それが今の横浜市政には足りていない」と話したという。
会合後、取材に応じた山中氏は、市長選の大きな争点の一つであるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致について、「中止すべき。見直すべきだ」と反対を表明。理由として、ギャンブル依存症患者の増加による治療コストの増大や治安・教育環境の悪化などを挙げた。