「一番警戒しなきゃいけない」巨人・宮本コーチ 満塁被弾の田中豊に苦言

3回登板早々にグランドスラムを浴びた巨人・田中豊(右)

巨人・宮本和知投手チーフコーチ(57)が阪神戦(18日、甲子園)の3回、サンズに満塁弾を浴びた田中豊樹投手(27)に苦言を呈した。

3回無死満塁で先発のメルセデスが降板。2番手として登板した田中豊は、サンズに1ボールから2球目の外角直球を右中間スタンドに運ばれた。

試合後、原監督は「うん」と苦笑すると「まあ、何て答えていいか分からないんだけど。まあ、糧とするでしょう」と満塁被弾の右腕に奮起を期待した。

宮本コーチは「(2回までの)3点だったらまだなんとかっていうのはあるんだけど、やっぱりあの一発だよね。田中豊樹の一発というのはゲームを決めてしまうよね」と振り返ると「やっぱり、ホームランっていうのは一番警戒しなきゃいけない部分」と指摘した。

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