山尾志桜里氏の公認取り消し 都議選応援で“犬猿”蓮舫氏と最後のバトルあるか

左から山尾氏、蓮舫氏

国民民主党(玉木雄一郎代表)は18日の臨時衆参両院議員総会で、山尾志桜里衆院議員(46)の第49回衆議院選挙公認内定取り消しを発表した。

自身のユーチューブチャンネルで自身の政治活動にひと区切りつけると表明。これがなければ、同党東京選挙区比例代表候補者として出馬するはずだった。同党は公認候補を取り消した理由について「本人の申し出により」とした。

山尾氏は任期まで同党広報局兼シンクタンク戦略局長としての活動が残っている。そこで注目されるのが25日に告示される都議会選挙(7月4日投開票)の同党公認候補者の応援で姿を見せるかだ。

「国民民主党は現職2人、新人1人の計3人、元職1人を推薦しています。山尾さんが応援演説に来れば、有権者は足を止めるとは思いますが…。彼女は数々のスキャンダルが報じられ、説明責任を果たしたとは言えない。逆に悪目立ちしてしまうのでは?」(都政関係者)

一方、山尾氏と一部で“犬猿”と報じられた立憲民主党代表代行で広報本部長の蓮舫氏(53)は19日から都議選候補者を応援する。20日のJR新宿駅東南口で行う「#女性の声が東京を変える」街頭演説会では、大田区選挙区から立候補した〝筆談ホステス〟斉藤りえ氏(37)ら女性候補者5人らの支持を訴える。

最後に山尾VS蓮舫の演説対決を見たいところだが…。

立民関係者は、山尾氏が昨年の新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案の採決で同党に所属しながら反対票を投じた一件を念頭に「あの人が都議選の応援だとか、表舞台に出て来るとは考えられません。勝手な人ですから。蓮舫氏は惑わされず、都議選候補者の応援に全力投球します」と力を込めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社