対馬博物館に公式キャラクター誕生 ゆかりある獅子と鳥 名前募集

対馬博物館の公式キャラクター(同館提供)

 長崎県と対馬市が建設を進めている対馬博物館(厳原町)。来年4月のオープンを前に、公式キャラクター2匹が誕生した。
 収蔵品をモチーフにした。13世紀に朝鮮半島で作られたとみられる水差し「青磁獅子形硯滴(せいじししがたけんてき)」にちなんだ獅子のキャラクターと、国内では対馬北部にのみ生息していた「キタタキ」のはく製を基にした鳥のキャラクター。ポスターや館内の説明板などに登場し、分かりやすい情報発信に一役買う。
 名前はまだなく、同館が公募する。「対馬固有のツシマヤマネコや対州馬といった存在に加えて愛される存在になれば」と担当者。

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