イカさばきに挑戦! 対馬・比田勝小で水産教室

見よう見まねでイカさばきに挑戦する児童=対馬市上対馬町、市立比田勝小

 長崎県対馬市立比田勝小(三上雅生校長、94人)で11日、総合学習の一環で水産教室があり、5年生20人がイカの調理実習や座学を通して島内水産業への理解を深めた。
 魚食の普及を図ろうと、上対馬町漁協や県対馬水産業普及指導センターの協力で実施した。児童は2班に分かれ、同センター職員からヒラメの生態や対馬で取れる魚の種類を学んだり、漁協職員らの指導のもと、ケンサキイカさばきに挑戦したりした。さばいたイカはしょうゆとバターで味付けし、家庭に持ち帰った。
 武末悠沙さん(10)は「分かりやすくて勉強になった。さばくのは固くて難しかったが、食べるのが楽しみ」と感想を話した。

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