第四北越銀行高田中央支店 21日から高田営業部内へ 上越地域初の店舗統合

 第四北越銀行高田中央支店は18日、上越市本町5の店舗での営業を終え、21日から同行高田営業部(同市西城町3)内に移転する。ATMは同営業部の他、本町出張所(同市本町3)で利用できる。

 同行が上越地域で店舗統合を行うのは初めて。 同行を傘下に置く第四北越フィナンシャルグループは、今後妙高市や糸魚川市でも店舗内店舗方式(複数の営業店が同一の所在地・建物で営業する形態)で店舗を統合することにしている。

閉店後、店舗移転の案内を掲出する作業が行われた(18日)

 本町5にあった支店は明治40(1907)年、長岡銀行(北越銀行の前身)高田出張所として設けられ、昭和48(1973)年12月に新築された。商店街に立地し、冬でも雪に遭わずに訪れることができ、利便性は高かったという。商店街の関係者は「少し遠くなるので(来店)頻度を下げようかな」と話していた。

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