【2021.06.19配信】東京都の医師会、薬剤師会、歯科医師会、看護協会で、産業医などがいない中小企業などへワクチン接種の担い手を派遣する「東京ワクチンチーム」が発足した。東京都薬剤師会(都薬)は「東京ワクチンチーム」に協力する。6月18日に都薬から都内の地区薬剤師会へ通知を発出した。
都薬は6月18日に「新型コロナウイルスのワクチン接種事業『東京コロナワクチンチーム』について」を発出した。
東京都の医師会、薬剤師会、歯科医師会、看護協会で、産業医などがいない中小企業などへワクチン接種の担い手を派遣する「東京ワクチンチーム」が発足した。
具体的な内容については、現在東京都医師会や東京商工会議所で協議を進めているところとした。
現在のところでは、1日当たり500人程度の接種予定のため、薬剤師の人数については「常時4人程度」を想定している。
薬剤師は接種場所におけるワクチンの充填作業等を行う。
都薬はモデルナワクチン充填等の手順を含め、事前研修を行う予定。
地区からの参加募集に関しては追って連絡するとして参加可能な人の掌握をまずは依頼した。
接種予定時期は7月8日~9月30日まで。土日を含む80日間実施する見込み。
対象は産業医の設置義務のない従業員50人未満の東京商工会議所会員企業従業員。