巨人・大城卓三捕手(28)が、19日の阪神戦(甲子園)で勝ち越しの6号ソロを放った。
「7番・捕手」で出場の大城は、1―1の同点で迎えた4回、二死走者なしの場面で打席が回ると、阪神先発・伊藤将の5球目、133キロカットボールにバットを一閃。ボールは右中間スタンド中段に飛び込む一発は、5月26日楽天戦(東京ドーム)以来、24日ぶりの快音だった。
背番号24は「(先発)戸郷が頑張っているので何とか打ちたかったので良かったです」と振り返ったが、前夜は先発マスクで序盤に7失点と屈辱の一戦となっただけに「守りも頑張ります」と付け加えることも忘れなかった。
東海大相模高3年時、夏の甲子園で準優勝を経験している大城が〝聖地弾〟でチームを勢いづけた。