【フェンシング】太田会長が退任 新会長は〝百獣の王〟武井壮氏「フェンシングに触れる機会やきっかけを」

武井壮

日本フェンシング協会は19日、都内で理事会と総会を開催し、新理事選任と役員改選を行った。
終了後、報道陣の取材に応じた太田雄貴会長(35)が自身の退任を発表し、後任にタレント武井壮氏(48)が就任すると明らかにした。

太田氏は2008年北京五輪男子フルーレ個人で銀メダルを獲得。12年ロンドン五輪男子団体でも銀メダルに輝いた日本フェンシング界の第一人者。17年8月に31歳の若さで会長の座に就くと、競技の普及に尽力した。

一方の武井氏は、陸上十種競技の元日本王者で現在はタレントとしても活躍中。同日に自身のツイッターを更新し「公益財団法人日本フェンシング協会会長に就任しました。皆さんがフェンシングを観る、フェンシングで遊ぶ、フェンサー達を知る、フェンシングに触れる、そんな機会やきっかけをこれまではできなかった角度や方向性、フィールドから広げたいと思います」と決意をつづった。

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