【東京五輪】吉村知事 “因縁”立憲・枝野代表をまたも挑発「バトルやったろう」

“因縁”の吉村知事(左)と枝野代表

大阪府の吉村洋文知事(46)が19日、読売テレビの「あさパラS」に出演。立憲民主党・枝野幸男代表を再び“挑発”した。

枝野氏は3月、コロナ病床のひっ迫について「一番悪いのは大阪府知事」「病床不足に輪をかけた」と非難。吉村氏は後日、「確保病床は減らしていない。事実誤認」「理解のない野党第一党の党首から文句つけられるとうっとうしい」などと応酬した。

さらに吉村氏は17日の定例会見で「立憲民主党の党首討論を見ましたけど、第一党の野党も死に物狂いでも五輪を中止させるという気迫はまったく感じなかった」と枝野氏を皮肉っていた。

この発言について、この日の放送で「(気迫は)全く感じられませんでしたね」と再び言及。「これはお祭りなんです、本来。でもお祭りになるとリスクが高くなるから、オリンピックにおいてはやる限りはリスクをいかに下げるか?というところに僕は議論を進めたい、進めるべきだというのでこれを言った」と真意を説明しつつ「まあ、それ以外の目的もありますけど」と付け加えた。

「それ以外とは?」と聞かれた吉村知事は「枝野さんがいろいろバトルしてるから。バトルやったろうと思って」と不敵な笑みを浮かべ、スタジオからは笑いが起こった。

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