宮崎中央ロータリークラブ（RC、小村賢一郎会長、50人）は17日、社会貢献活動に取り組む個人や団体をたたえる本年度の「くすの木賞」を、宮崎市生目台地区青少年育成協議会会長の矢方幸さん（71）に贈った。
矢方さんは地域住民や宮崎大などと協力し、経済的に困窮する家庭の中学3年生に無料で学習支援を行う「寺子屋」を10年以上にわたって運営してきたことなどが評価された。
授賞式は同市のシーガイアコンベンションセンターであり、小村会長が賞状と副賞を贈呈した＝写真。矢方さんは「活動が認められてうれしい。これからも誰もが住みやすい地域を目指し、新規事業にも取り組みたい」と話していた。
