【ワークマンの防水パンツ】直履き可能! レインウェアにも使える全天候型パンツを徹底レビュー

みなさんこんにちは、ワークマン大好きのざるです。天気が不安定な梅雨の時期の服装、特にパンツ選びにお悩みはありませんか? 傘をさしても濡れがちなパンツ。ワークマンから登場した全天候型のイージーパンツなら、天気に関係なく履けちゃうんです! 今回はAEGISブランドの『3レイヤーオールウェザーパンツ』をご紹介します。

WORKMAN(ワークマン) イージス 3レイヤーオールウェザーパンツ

この時期に活躍する「レインパンツ」といえば、いわゆる合羽のズボン。雨から足を守ってくれる防水パンツのことです。通勤や通学時などに使う方も多いと思いますが、ゴワゴワで硬くて履きづらかったりしませんか?

重ね履きすることで蒸れて熱くなったり、脱いだ後にビニール袋に入れて持ち運んだりしなければならなくて大変なこともありますよね。

そんな中ワークマン2021年春夏モデルで登場した3レイヤーオールウェザーパンツは、レインパンツの悩みを一気に解消してくれること間違いなし!

素材とシルエットをゼロから見直し、普段履きも可能にした全天候型のシンプルなパンツです。

今回は、晴れの日も雨の日も含めて2か月以上履いてみた筆者が感想をお届けします。

3レイヤーオールウェザーパンツ カラーは3色

3レイヤーオールウェザーパンツはシンプルにベージュ・ブラック・カーキの3色展開。

普段履きでコーデしやすいよう、ベーシックなカラーが揃っています。

3レイヤーオールウェザーパンツ 仕様

サイズ :S~3L
素材:ポリエステル100%

AEGIS(イージス) 3レイヤーオールウェザーパンツは履きやすい! 使い心地を徹底紹介

3レイヤーオールウェザーパンツは天候に関係なく履けるシンプルなパンツです。週3ペースで2か月ほど履いてみた筆者目線でご紹介していきます。

これが防水パンツ!? ディテールをチェック

筆者撮影

筆者が購入したのは汎用性の高いブラックです。

前面を見て頂くとわかるかと思いますが、この3レイヤーオールウェザーパンツは一般的なレインパンツと違い、細身で非常にシンプルなディテールです。

筆者撮影

こちらは後ろ側です。ワークマンウェアによくある隠しポケットや反射ロゴなどのギミックは一切なく、本当にシンプルなパンツに仕上がっています。

筆者撮影

フロント部分をアップで見ていきます。

隠しポケットなどはなく、左右に普通のポケットが配置されているのみです。

筆者撮影

ウエスト部分はベルトループがついています。また、ゴムが入っているので伸縮性があり、履きやすいイージーパンツ仕様です。

筆者撮影

フロントはスナップボタンとファスナーで開閉できる作りです。

ベルトループがついていますが、ヒモが内蔵されているのでベルトレスでも履くことができ、パンツの下がりを防ぐこともできます。

ただしヒモは細いので、筆者としてはベルトをつけたほうが履きやすいなと感じました。

筆者撮影

続いてバック部分をアップで見ていきましょう。

こちらも目立った装飾はありません。

筆者撮影

バックポケットは右側1か所のみ設置されています。

筆者撮影

ファスナー付きなので、小物を落とす心配がありません。

止水ファスナーではありませんが、フタがついているので水の侵入を防いでくれます。

使い勝手は悪くありませんが、筆者としては、収納性をアップさせるため左右にポケットを設置して欲しかったです。

筆者撮影

一般的なレインパンツは、裾部分まで太く、裾はボタンやアジャスターなどで絞りを調節するイメージがあるかと思います。

しかしこのパンツは裾に向かって細くなるテーパードシルエットです。

丈も短く、絞りの調節機能はついていません。

筆者撮影写真上:3レイヤーオールウェザーパンツ写真下:3レイヤー透湿ストレッチレインスーツパンツ

比較対象として、筆者所有のワークマン「3レイヤー透湿ストレッチレインスーツ」のパンツと並べてみます。

両パンツともLLサイズです。サイズ感に違いはあるものの、その太さと長さの違いは一目瞭然でしょう。

3レイヤーオールウェザーパンツが普段履きにもオススメできるのは、このレインパンツらしからぬディテールに仕上がっているからなんです。

コンセプトは「直履き可能なレインパンツ」 その柔らかい生地・裏地をチェック

筆者撮影

パンツの裏地は、銀色のトリコット生地がレインウェアっぽさを感じさせます。

筆者撮影

生地の縫い目部分には、しっかりと止水テープが施してあります。

筆者撮影

「直履きできるレインパンツ」と謳っている通り、裏地はとても柔らかくて肌触りも良い感触です。

ざらつきは少なく、さらっとしている印象です。

ジャージ感覚とまでは言いませんが、気軽に履けるイージーパンツと同じようなものと言ってもよいと思います。

ワークマン独自開発のレイン素材「INAREM」を採用している

筆者撮影

防水性を保ちつつも柔らかくて直履きできる秘密は、ワークマン独自のレイン素材「INAREM」が採用されているからなんです。

INAREMは、透湿度25,000と非常に高く、蒸れにくい素材。

「ム・レ・ナ・イ」を逆から読んで「イ・ナ・レ・ム」という名称がついたのではないでしょうか?(筆者の想像です)

普段履きでもイケるの? 着用感をチェック

筆者撮影
筆者撮影

身長177cmの筆者が購入したのはLLサイズです。

シンプルに、ワークマンのヘビーウエイトコットン オーバーサイズ半袖Tシャツのホワイトとあわせてみました。

※2021年6月現在、『ヘビーウエイトコットンオーバーサイズ半袖Tシャツ』はワークマン公式オンラインストアでの販売を終了しています。気になる方は店頭をチェックしてみてください!

裾に向かって細くなるテーパードシルエットなので裾は絞りがきついんですが、腰や太ももあたりはゆったりしています。

ワンサイズ落としてLサイズでも履けました。そうするとピッタリ感が強く、かなり細身のテイストになってしまいました。

いつもなら細身シルエットで良いんですが、このパンツはそうはいきませんでした。

なぜなら、この3レイヤーオールウェザーパンツにはストレッチ性がないんです。

筆者撮影

実際触ってみて、引っ張ったりしてみてもほんの少し伸びるものの、ほとんど伸縮性を感じません。

ピッタリサイズを選んでしまうと、しゃがんだり、膝の曲げ伸ばしなどで肌が擦れる感覚が多く動きにくくなります。これでは非常にストレスです。

ですので、ワンサイズ上で少しゆったりめをチョイスしました。

細身のテーパードシルエットなので、シルエットが大きく崩れることもなくイージーパンツのようにラクに履けています。

ストレッチ性はありませんが履き心地は良く、試着した際「あっ! これイイじゃん!!」と言ってしまったほどに柔らかいんです。

直履き可能とは言いながらもレインパンツなので過度な期待はしていませんでしたが、防水パンツを履いている感覚がほぼありませんでした。

肌にベタベタくっつかずさらっとしています。少しゆったりサイズを選べば、普段履きとしても十分に使えます。

晴天時の普段履きとして何度も着用しましたが、多少のウオーキング程度では大きな蒸れを感じませんでした。

肝心の防水性能・乾き具合をチェック

筆者撮影

履き心地が良くても、レインパンツとして機能なければ意味がありません。

結論から申しますと、雨の日でもちゃんと使える防水パンツでした。

この日は傘をさしてもパンツがビショビショになるほどの大雨。

生地の表面は水が染みこんでいるように見えますが、実際に中まで水が入り込んで足が濡れてしまうようなことはありませんでした。

筆者撮影

水の冷たさと若干の湿り具合は感じましたが、それはパンツの内部が少し蒸れていたからだと思います。

梅雨時期は湿気だけでなく気温が高い日もあります。蒸れにくい素材だとは言っても、まったく蒸れずにサラサラというわけではありません。

筆者撮影

かなりびしょ濡れになっていますね。

普通のレインパンツなら、これを脱いでビニールなどに収納し電車に乗ったりするかと思いますが、今回は直履き。替えのパンツはありません。

そこで、タオルでパンツをささっと拭いて水分を取りました。

しばらくすると元のサラサラ感が戻ってきて、びしょ濡れだったパンツが嘘のように乾いており、このまま電車や車に乗っても差し支えないような感じになっていました。

雨が降るのかどうなのか微妙な天気の時でも、これを履いておけば急な雨に降られても安心ですね。

3レイヤーオールウェザーパンツ みんなの声はどう?

かなり好印象の3レイヤーオールウェザーパンツですが、購入されたみなさんの声はどうなんでしょうか? 多かったのは、とある意見のようです。

好評な声

・コスパが良い
・直に履いてもベタベタしない
・軽いウォーキングや軽作業でもムレない
・レインパンツとして使えるのにシルエットがとても綺麗

コンセプトの狙い通り、レインパンツなのに直履きできる快適さが良い! という声が多く見られました。

また、レインパンツなのにシルエットがキレイという感想も多くありました。

ちょっと残念な声

・ストレッチ性がない
・ひざまわりがつっぱって気になる……
・自転車に乗るのには向かない
・作業の時には履けない

ポイントはやはり「ストレッチ性がない」ということでしょう。

細身シルエットで機能も見た目も良いのですが、ストレッチ性がないことで履きづらく動きにくいという意見が非常に多く見られました。

筆者のようにワンサイズ上げて履けば大丈夫という意見もありましたが、せっかくの細身シルエットなのでタイトに履きたい方も多いようです。

動き回る作業時には避けて、街履きとして使うのがベストかもしれません!

レインパンツに見えないワークマンの防水パンツ! 履き心地を試してみて

ワークマンの『3レイヤーオールウェザーパンツ』を筆者個人の目線で紹介してみました。

肌触りはレインパンツとは思えないほどサラサラで好感触です。防水だけでなく防風性能もあり、軽作業であればキャンプ・アウトドアシーンでも履けちゃう全天候型のシンプルパンツ。これなら急な悪天候にも安心ですね!

ただし、ストレッチ性がないので、次回モデルでは機能性はそのままに抜群のストレッチ性でより動きやすくなることに期待!

気になった方は、是非お店でチェックしてみてくださいね。

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