「光沢、透明感ある」長岡秀星さんを解説 壱岐で特別企画

作品を解説する河合副館長(右)=壱岐市立一支国博物館

 壱岐市立一支国博物館(芦辺町)で開催された特別企画展「長岡秀星II」で河合恭典副館長が、長崎市出身で学生時代を壱岐で過ごしたイラストレーターの長岡さん(1936~2015年)の作風や人柄などについて講座で解説した。
 河合副館長は、6日に開いた講座で長岡さんの学生時代のエピソードなどを披露。同日と11、12日には展示作品を鑑賞しながら作品の見どころなどを紹介するギャラリートークを開き、計約100人が参加した。
 河合副館長はギャラリートークで「秀星の作品は光沢があって厚塗り感があって、それでいて透明感がある」と説明。訪れた勝本町の原田美和子さん(72)は「改めて秀星さんの才能のすごさを感じた」と感想を話した。
 同展は13日閉幕した。

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