【全米オープン】松山英樹は74で54位に後退

54位に後退した松山(ロイター=USA TODAY)

【カリフォルニア州ラホヤ19日(日本時間20日)発】男子ゴルフのメジャー「全米オープン」(トーリーパインズGC南C=パー71)3日目、41位から出た松山英樹(29=LEXUS)は3バーディー、6ボギーの74で、通算6オーバーの54位となった。

星野陸也(25)は73で回って通算3オーバーの31位。通算5アンダーのルイ・ウエストへーゼン(38=南アフリカ)、ラッセル・ヘンリー(32=米国)とマッケンジー・ヒュージ(30=カナダ)が首位に並んでいる。

この日の松山は1番で9メートルを鮮やかに沈めてバーディー発進。だが3番パー3を3パットのボギーとすると、4番、7番はティーショットが左に行ってボギー。

9番パー5では確実にバーディーを奪い、11番パー3では大きく左に切れる12メートルのバーディーパットが入りかけて歓声を浴びる。

だが続く12番では1メートルを外して3パットのボギー。14、15番でも落としてしまう。

「出だしはいいパットが入ったけど、流れが良くなりそうで、なかなか。流れが悪いのか、ちょっとずつあまり良くない方向にいってしまう」と松山はストレスのたまるラウンドを振り返った。

それでも16番以降はショットの切れを取り戻し、18番パー5はバーディー締め。

「後半は、昨日とか今日の前半にはなかったような感じ。それを生かすも殺すも明日の自分次第」と最終日に向けて気持ちを切り替えていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社