西武・ニールが試合前の「父の日」サプライズ企画に涙 〝イクメン単身赴任軍団〟激励のビデオ上映

家族からのビデオメッセージを見て涙ぐむニール

西武ザック・ニール投手(32)が20日のロッテ戦(メットライフ)に登板し5回2/3を4安打2失点。降板後、味方が逆転したため勝ち負けはつかなかった。

ニールは「6回途中まで2失点という結果だけにフォーカスするのであれば、悪くはなかったかもしれない。でも相手も好投しているこういう緊迫した展開で先に失点してしまったのは悔しい。5回までは本当に調子が良く、今日は7回、8回まで投げられればと思っていた。でも6回に四球も絡んだり、要所でヒットも打たれてしまったり、本当に悔しい」と投球を振り返った。

また、試合前のサプライズ企画で異国で孤軍奮闘する5人の外国人選手に向けて激励のビデオが上映されたことについては「こんなうれしいビデオを制作してLビジョンで放映してくれたことに感謝したい。心にしみる内容だったし、自分にとっても特別な日になったよ。今日は父の日だったし、なおさら勝ちたかった。あんな感じでフィールドで泣いたのは、人生で初めてじゃないかな」と企画した通訳、スタッフ、選手らに感謝していた。

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