開会式2万人案に非難殺到! 五輪貴族のため〝特別枠〟1万人追加

東京五輪開会式の会場となる国立競技場

東京五輪の開会式に〝五輪貴族〟が大挙出席する方針となりネット上では非難が殺到している。

大会組織委員会は7月23日に東京・国立競技場で行われる東京五輪の開会式で、一般観客の1万人に加えて大会関係者用の〝特別枠〟をさらに1万人追加して全体の入場者数を2万人程度とする方向で検討している。

21日に組織委、政府、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)が代表者による5者協議を開き、東京五輪の観客数の上限を会場定員の50%以内で最大1万人、開会式ではこれと別枠で大会関係者の入場も認めることを決定する見通しだ。

〝五輪貴族〟と呼ばれる大会関係者を招待するために上限をさらに広げる方針に、新型コロナ禍での開催に反対する国民からは批判が殺到。

「東京オリンピックを誰の為に強行開催するのか明白です。五輪貴族やスポンサーの為に日本国民の命を犠牲にする事は断じて許せません!」「上限1万人のまま開会式をやってしまうと観客1万人とは別に多くの五輪貴族が出席できなくなってしまう。五輪貴族を出席させるためのやり方」「五輪貴族の金儲けのためのオリンピックなんか止めてしまえ!」と激しい非難の声が続々と上がった。

さらに「日本の新型コロナは夜行性に加え、開会式には来ない科学的根拠があるようだ」と大会主催者側のあまりの〝ご都合主義〟を強烈に皮肉る声も上がった。

このまま開会式の〝2万人案〟は強行されるのか。大きな注目が集まる

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