巨人・高橋5回零封で7勝目! 同期に対抗心「戸郷が勝ってプレッシャーをかけてきたので」

敵地で気迫の投球を見せた巨人・高橋

巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が20日の阪神戦(甲子園)で5回4安打無失点の好投。リーグトップタイの7勝目をマークした。

走者を出しながらも粘りの投球で5回までゼロを並べた。82球とまだ余裕はあったが、同点の6回の打席で代打を送られた。直後に松原の6号2ランが飛び出し、高橋に7勝目が転がり込んだ。

原監督は「まあ粘りながらね。今年勝ち星もかなり挙げてますしね。成長の跡というのは非常に見られると思います」と
うなずくと、今季阪神戦3勝0敗となった左腕に「5回を0点に抑えたというのはね、非常に良かったと思います」と目を細めた。

高橋にとって同期入団で年下の戸郷が前日に7勝目。左腕は「戸郷が先に勝って、なかなか僕にプレッシャーをかけてきたので。チーム内でも競争だと思いますし、しっかり負けずにできれば、チーム全体がまた良い方向に向くんじゃないかなと思います」と前を向いた。

父の日とあって「(父親の)誕生日が近かったので、誕生日と一緒に。今度来るのでシェイバーをあげます」と話した高橋が白星を積み上げていく。

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