【WWE】ロウ女子王座戦はリア・リプリーが反則防衛。女王様シャーロットは大狂乱

シャーロット・フレアーは鬼の形相でロウ女子王者リア・リプリー(左)を足4の字固めで締め上げた(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ20日(日本時間21日)発】WWEのPPV大会「ヘル・イン・ア・セル」が開催され、ロウ女子王座戦は、女王様ことシャーロット・フレアー(35)が王者リア・リプリー(24)に反則勝ち。王座移動はならなかった。
女王様がベルトで王者を襲う波乱のスタートから、徹底した関節技で攻め込む。王者はカウンターの頭突きからミサイル弾、スタンド式テキサス4つ葉固めで反撃するも、シャーロットもナチュラルセレクション(変型カッター)で譲らない。

しかし王者も最上段からスーパープレックス。必殺のリップタイド(変型バスター)を決めるが、これはニアロープ。劣勢に立った女王様は場外で足狙いに徹する、さらにスピアーから足4の字固め。そのまま場外もつれて転落するや、王者は実況席のボードで殴りつける暴挙に出た。

その瞬間、反則裁定のゴングが鳴らされ、女王様が反則勝ちもベルトは移動せず。シャーロットは狂乱して大乱闘となるとリアは再度、リップタイドを決めてベルトを手に引き揚げた。女王様は最後まで納得がいかない表情を見せ、再戦は必至となった。

また鉄檻マッチで行われたスマックダウン女子王座戦は、王者のビアンカ・ブレア(32)が元王者のベイリー(32)の凶器攻撃に耐え、ラダー上へのKOD(キス・オブ・デス=変型顔面砕き)で防衛に成功した。

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