WBO世界ライト級5位の中谷正義(32=帝拳)が20日(日本時間21日)、元3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)戦(26日=同27日、米ラスベガス)に向けて順調な調整ぶりをアピールした。
19日(同20日)にラスベガス入りした中谷は渡米2日目に現地のトップランクジムで練習を行い最終調整を実施。昨年12月に続き、当地での2度目の試合となる中谷は所属ジムを通じ「2回目という事もあり、練習場所の距離感もだいたいは分かっているので移動する時の精神的負担も少なく感じます。ジムワークでは体の疲れも抜けていて良い練習が出来ました。ラスベガスはだいぶ暑いので体重調整も問題なくいけそうで、その辺も確認出来るいい練習になりました」とコメントした。
「パウンド・フォー・パウンド」(階級差がないと仮定した場合のランキング)で長い間、1位に君臨した強敵ロマチェンコ戦を控える中、気負いを感じさせなかった。