ベルギー1部シントトロイデンの立石敬之CEO(51)が、去就が注目されるFW鈴木優磨(25)の移籍について現状を説明した。
鈴木は今季のリーグ戦で17ゴールを量産して大ブレーク。今夏はステップアップを目指している。
21日にオンラインで取材に応じた立石CEOは「優磨に関しては次のステップに進めてあげるタイミングだとは思っている」クラブは移籍を容認する方針を示した。
現状は「ロシアやトルコ、ドイツ2部などは話が来ている」とのことだが「本人はイタリアに行きたいみたい」とセリエAでのプレーが第1希望だという。
ただ、今年の移籍市場は欧州選手権(ユーロ)の開催の影響により、まだ動きが本格化していない様子。「ユーロを見て評価して1個目(大物選手)を動かすので、今年はだいぶウインドー(移籍の動き)が遅れると思う」と語り、来季に向けてギリギリまで最適な新天地を模索する構えだ。
そのうえで「5大リーグに行かせてあげたい。イタリアとフランス、ドイツからは関心を持ってもらっている」と立石CEO。念願のステップアップを遂げられるか注目が集まる。