妙高市の旧妙高村、旧妙高高原町の宿泊業118社による「妙高高原温泉郷旅館連合会」の青年部(佐野一紀部長)は18日、両地域の小中学校5校に通う子どもたちと教職員576人に対し、2種類のマスクケースを寄贈した。
ケースは同連合会の上部団体「県旅館ホテル組合」青年部内の温泉地魅力創造委員会が県内の宿泊施設での利用を目的に製作。同連合会では観光地に住む子どもたちに「会の取り組みを知ってもらい、マスクを清潔に保ってほしい」(佐野部長)と独自で寄贈した。
妙高高原北小では佐野部長ら3人が訪れ、加藤一穂校長と児童代表の岡山竜之介君(6年)に市松模様と麻の葉模様の2種類のマスクケースを手渡した。岡山君は「流行に乗った模様でいい。いつも持ち歩きたい」と話した。
加藤校長は「給食や体育でマスクを外して置いておくと、床に落ちることがあった。衛生的に保管できて便利」と感謝していた。