西武・平良海馬投手(21)が21日の楽天戦(メットライフ)2―0の9回に2番手で登板し1回1安打無失点投球。連続試合無失点を「35試合」とし西武・豊田(03年)、オリックス・比嘉(14年)のパ・リーグ記録を更新した。
試合後、並んでいた自らの記録を更新された豊田清投手コーチは「平良にとっては『当たり前』のことだと思います」とし、こう祝福コメントを出した。
「増田やギャレットもそうですが、平良もわがブルペン陣が誇る一員ですから、毎試合信頼してマウンドに送り出しています。これからも、さらに信頼を得られるような投球を披露してほしいです。それを期待されている立場だと思うので、より精進してもらえればと思います。(自身と)同じリリーバーとして、縁あってライオンズで一緒になった平良が記録を更新してくれたことを本当にうれしく思います」
コーチという立場で手掛けた後輩が自らの記録を超えていく。指導者としてはこれ以上ない感無量の喜びだったようだ。