巨人・梶谷が一軍復帰即安打へ 原監督は「今日は70%くらいでやってくれと」

4回にヒットを放った巨人・梶谷(左)

一軍に復帰した巨人の梶谷隆幸外野手(32)が22日のDeNA戦(金沢)に「6番・右翼」で先発出場し、復帰後即安打を放った。

2点リードの4回、この日2打席目となった梶谷は、相手先発・中川虎から左前安打を放ち、チャンスメーク。続く大城が四球で出塁すると、北村がダメ押しの3ランを放つなど、この安打が勝利に大きく貢献する一打となった。

試合後、原監督は「いいスタートを切ったと思います」と評価しつつ「今日は走力に関しては70%くらいでやってくれと、あえて言わしてもらって。本人はもう100%と言う中でいましたけど、今日は70%の中で動いてくれということは伝えました」と、梶谷へは焦らず行くよう指示したことを告白。

一方の梶谷は「もちろん良かったですね。1本は出したいなと思っていたので。もう1本出したいなというのはありましたけど、まずは一安心かな」と、手応えを口にしながらも、胸に秘めた悔しさも漏らした。

7割の出力ながら勝利に貢献した梶谷。本調子に戻れば、チームにとってはより強力な存在になること間違いなしだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社