【新日本】王者・鷹木 飯伏とドーム決戦へ火花「気合入ってないなら7・25の前に叩き潰す」

飯伏(右)にラリアートを叩き込む鷹木

新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(38)と飯伏幸太(39)が前哨戦で火花を散らした。

7月25日東京ドーム大会で飯伏との初防衛戦を控える鷹木は、この日の8人タッグ戦で王座戦正式決定後初の前哨戦に出撃した。開始早々に飯伏と緊迫感溢れる打撃合戦を展開すると、フランケンシュタイナーを浴びながらもショルダータックルでなぎ倒す。

さらに終盤にはミサイルキック、その場飛びムーンサルトプレスと空中技を連発してきた飯伏に対し、ナックルと逆水平チョップを連射。龍魂ラリアートをさく裂させたが、飯伏もオーバーヘッドキックで応戦し、一進一退の攻防が展開された。

試合後の鷹木は「いい蹴りしてんなあ。だがオイ! こんなもんじゃねえだろ。もっと強烈な蹴り持ってんだろ飯伏! ガッカリさせんなよ。お前、まだスイッチが入ったフリしれんだろ?」と挑発。さらに飯伏が「どうして僕を指名してくれたのかな?」とコメントしていたことにも触れ「今更なに言ってるんだ、ええ? (以下飯伏の実績を列挙するも話が長すぎるため中略) 飯伏、気合が入ってないんだったらな、オイ! 7・25の前に叩き潰すぞ、このヤロー!」とハツラツと宣戦布告した。

対する飯伏は「今から39歳、1982年、昭和57年の戦いが始まります。東京ドームで待ってます。57年(生まれ)が全てを支配しますよ…」と予告。同い年の王者への強烈な意識をのぞかせていた。

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