4月1日から神奈川県内の市町村を巡回していた東京五輪パラリンピックの聖火リレートーチの展示が22日、藤沢市役所本庁舎1階プロムナードで始まった。
市町村展示の締めくくりで、24日まで展示された後、県庁に戻る。
展示されている聖火トーチは、東京五輪と東京パラリンピックの聖火トーチ2体。
桜ゴールド、桜ピンクと呼ばれる美しい輝きを放ち、周辺にはトーチドレッシング(のぼり)が掲げられ、足を止め見入る来庁者も。
同市東京オリンピック・パラリンピック開催準備室の担当者は「聖火リレーの公道走行は中止になったため、実物のトーチを見ることができる貴重な機会」と説明。江の島での東京五輪セーリング競技大会の開催を見据え、五輪機運を醸成する。
同市内では、聖火リレーの公道走行の代替措置として、28日に辻堂神台公園で、走行予定のランナーが聖火を受け渡すトーチキスのセレモニーが行われる予定。