長崎県内 高齢者ワクチン接種 1回目終了54% 30~60代14人に副反応疑い

 長崎県は22日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、65歳以上の高齢者と医療従事者の20日時点の進捗(しんちょく)状況を発表した。高齢者は県全体で54%に当たる計23万4394人が1回目の接種を終えた。2回目は16.9%の7万3369人。
 接種数は県が独自に市町に聞き取ったため、国の公表分と異なる。市町によっては高齢者施設の従事者を含む場合がある。
 一方、医療従事者向け優先接種は1回目が99.9%、2回目が91.6%だった。
 また20日までの1週間で接種後の副反応の疑いがあったのは30代~60代の男女計14人。発熱や接種箇所の痛みなどの症状があったが、入院した人はいなかった。

© 株式会社長崎新聞社