山梨県で当日の朝採れた新鮮なトウモロコシを、特急列車で都内へ運び、販売する試みが始まっています。
6月19日午前9時すぎ、JR八王子駅のホームに到着した特急列車から姿を現したのは、この日に山梨県内で収穫された朝採りのトウモロコシ「きみひめ」です。
この「きみひめ」は生産量が少なく、これまでは、鮮度を保ったまま、都内に流通させることができませんでした。
そのため、JR東日本八王子支社は、山梨県の自治体などと連携し、特急列車を活用することで収穫から5時間ほどで店頭に並べることができるようにしました。
予定より5分早く発売したトウモロコシ120本がわずか15分で売り切れました。追加で届いた120本も売り切れ、合わせて240本が完売となりました。
JR八王子支社によりますと、トウモロコシ「きみひめ」は6月20日まで販売するということです。