マック赤坂氏弟子で〝スマイル伝道師〟込山洋氏が聖地・渋谷から出馬

渋谷選挙区から立候補する込山洋氏

込山洋氏(47)が23日、都庁で会見し、東京都議選(25日告示、7月4日投開票)の渋谷選挙区(定数2)に無所属、スマイル党推薦での立候補を表明した。

込山氏はスマイル党総帥で、東京・港区のマック赤坂区議(72)の秘書で、昨年の都知事選に続き、2回目の選挙へのチャレンジとなる。当初、世田谷区からの立候補を検討していたが、普段からゴミ拾い活動で、愛着のある渋谷区を選択。定数2の激戦となるが、あえてイバラの道を選んだ。

込山氏は「渋谷は日本の心臓部に当たる。コロナ大恐慌で、荒れに荒れてしまった渋谷をなんとかしたい。その思いで出馬を決意した」と話した。

長引くコロナ自粛で、渋谷では自粛要請に応じない飲食店や路上飲みの若者があふれ、モラルが問われた。「これは果たして都民や国の緊急事態宣言に従わない店が悪いのか。そうでない」と込山氏は政治に責任があると力説した。

もちろん渋谷といえば、マック氏が長年、ハチ公前広場やスクランブル交差点前で珍妙なダンスを披露してきたスマイル党の聖地ともいえる。

込山氏がマック氏に立候補を報告したところ「強いものに立ち向かっていけ、困っている人にはスマイル」と言葉を送られたという。

「世の中、スマイルがなくなったら終わる。スマイルをやれば、気持ちだけでもネガティブからポジティブに変わっていく。10度、20度、30度、スマイル!」と込山氏は自慢のスマイルポーズを披露。都議選期間中、渋谷の街は明るくなりそうだ。

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