緊急降板の鷹・東浜は大事に至らず 工藤監督「次は問題ない」

右手指のけいれんでマウンドを降りた東浜

ソフトバンクの東浜巨投手(31)が、23日のロッテ戦(ZOZOマリン)で緊急降板した。7回、先頭・安田に4球を投じてカウント2―2となったところで、右手指がけいれん。ベンチに戻り、そのまま交代となった。試合後、工藤監督は「けいれんしたみたい。次(の登板)は問題ない」と大事には至らなかったことを明かした。

右肩不調などで出遅れていた右腕は、この日の登板が復帰4戦目だった。4回までに80球を超え「球数が多くなってしまい、いいリズムで投げることができなかった」と制球に苦しんだが、なんとか試合をつくった。初回に1点を失ったが、以降は粘りの投球。それでも降板後は「途中降板という形になってしまい悔しい。中継ぎの方に申し訳ないです」と、無念さをにじませた。

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