長崎県内 職場接種受付一時停止 関係者「影響はない」

 新型コロナウイルスワクチンの大規模接種、職場接種の新規受け付けを一時停止することに、長崎県内で実施または予定している関係者は「既に申請しており、影響があるとは考えていない」との見方を示した。
 長崎、佐世保両市で大規模接種を進める県の担当者は「国から特に連絡はない。1回目を受けた方は4週間後に接種しなくてはならないので、供給されるものと思っている」と述べた。
 21日から接種を始めている長崎国際大(佐世保市)の安東由喜雄学長は「1回目の接種分は大丈夫。2回目も送ってもらう契約になっている」。ジャパネットホールディングス(同)の担当者も「影響はないと思っている」とし、長崎会場での接種は計画通り26日から始める予定という。
 7月中の開始を見込む長崎大の担当者は「6月14日に2万人分の申請を済ませた。これから申請する企業・大学の受け付けを一時停止するということなのでは」と話した。

 


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