チャールズ皇太子 故ダイアナ妃像除幕式のため帰国するヘンリー王子に会わないことを明言

アフタヌーンティーを楽しむチャールズ皇太子(ロイター)

来月1日の故ダイアナ妃像の除幕式に出席するため帰国するヘンリー王子について、父親チャールズ皇太子は王子に会わないことを「はっきり伝えた」と英紙サンが報じた。

ロンドン・ケンジントン宮殿に建立されるダイアナ妃像は亡き母の生誕年を記念し、ヘンリー王子と兄ウィリアム王子が兄弟で計画を進めてきたもの。

チャールズ皇太子は「像は息子たちのプロジェクトだから2人にまかせる」として自分は除幕式当日、スコットランドに出かけていることを明確に伝えたという。

昨年の王室離脱後、チャールズ皇太子やウィリアム王子ら王族との関係がこじれているヘンリー王子だが、除幕式では兄弟が亡き母への敬意を表するため並んで歩くという。ただ、同紙はスピーチは別々に行うとしている。

式典を来週に控える兄弟だが、「プライベートな会話や正式な話は無く、いたって簡単な連絡事項をメール交換しているだけ」とある関係者は同紙に明かした。

また、別の関係者によると、ヘンリー王子は帰国後、検疫のため少なくとも5日間の隔離が必要で、ウィンザーにある(かつての住居)フロッグモア・コテージになるだろうとしている。

そのため、隔離期間から逆算するとヘンリー王子の帰国は一両日中になりそうだ。

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