配信されたWWEのNXT大会で、〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(31)が、いよいよNXT女子タッグ奪取に王手をかけた。
先々週大会で約2か月ぶりに復帰したイオは先週大会で、NXT女子タッグ王者のキャンディス・レラエ(35)、インディ・ハートウェル(24)と大立ち回りを展開。ゾーイ・スターク(27)が救出に駆けつけ、イオはスワンダイブ式ミサイル弾で2人を蹴散らした。
この日はゾーイと正式にタッグを結成。イオは「あんたのことはリスペクトしているけど好きじゃない」と言いつつも、アリーヤ(26)、ジェシー・カーミア(31)組(withロバート・ストーン)と激突した。
イオは開始からアリーヤにドロップキックを放って躍動するも、3分過ぎには花道に王者キャンディス組が登場。イオと口論となる。それでも試合に集中するとゾーイとの連係もスムーズで、カーミアには619からスワンダイブ式ミサイル弾を発射した。
最後は王者組に見せつけるようにムーンサルトでアリーヤをフォール。王者組はリングサイドに近寄ると、イオ組を一触即発の状態となってしまう。
ところがここにNXT女子王者で初代タッグ王者組のラケル・ゴンザレス(30)、ダコタ・カイ(33)組と、前王者組のショッツィ・ブラックハート(29)、エンバー・ムーン(32)組が乱入。イオ組と大乱闘となってしまい、セキュリティが何とか制止した。
この結果、来週大会で3チームによる次期挑戦者決定トリプルスレッド戦が行われることが緊急決定。4月にNXT女子王座を失ったイオだが「とりあえず全員倒せばいいんだろう!」と断言。タッグ王座奪取という新たな野望へ動き始めた。