群馬・山本一太県知事が報告「13時40分。本日、新型コロナ感染者は0人だった」

山本一太県知事

群馬県の山本一太知事(63)が24日、自身のブログで、同県の新型コロナ新規感染者数が同日付で「0人」だったことを報告した。0人になるのは222日ぶり。

山本知事は「13時40分。知事室からのブログ。本日、県内で判明した新型コロナ感染者は0人だった」と明かした。

続けて「陽性者ゼロとなったのは、昨年11月14日以来のこと。実に222日ぶりだ」とし「少し安堵したが、油断はしない」と改めて気を引き締めている。

さらに「新型コロナワクチンの高齢者接種率(第1回目)は、昨日時点で55・79%。首都圏ではトップを維持。2位の東京都との差は広がった。全国都道府県の順位で見ても、14位まで(ジワジワと)上昇している」と順調な接種状況に胸を張った。

群馬県も21日からついに大規模接種会場での接種がスタート。

それだけに「全国最大規模の県央ワクチン接種センター(Gメッセ群馬)の本格稼働はこれからだ。このセンターが軌道に乗れば、更にスピードを加速出来ると思う」と期待感を示した。

山本知事は「今の段階で最も重要視すべきは、『接種を希望する県民の半数』に出来るだけ早く1回目のワクチンを打ってもらうことだ」と言い聞かせるようにつづった上で「欧米の例でも、1回目のワクチン接種が人口の50%に達すると、感染者数と入院患者数が大きく減少する傾向がある」とし、感染拡大抑止に全力を尽くすことを誓った。

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