新潟県糸魚川市の市立大和川保育園でRSウイルスが発生、園児18人が発症

新潟県糸魚川市は24日、市立大和川保育園(園児数47人)で、RSウイルスが発生したと発表した。24日現在、園児18人が発症(風邪症状含む)しており、25日から28日まで登園を自粛する。

糸魚川市では10日に糸魚川市立寺地保育園(園児数29名)で園児15人のRSウイルス感染症の発生があり、11日から13日まで登園を自粛、18日に私立ひまわり保育園(園児数16人)で、園児10人のRSウイルス感染症の発生があり、19日から21日まで登園を自粛した事例があった。

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症。ヒトが生涯にわたって何度も感染を繰り返すウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされている。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきたが、最近は夏季より流行が始まる傾向になりつつある。

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