巨人OB・堀内氏が山口の投球を称賛「ストライクの取り方が分かっているなぁ」 ヤングGの好守も言及

堀内恒夫氏

巨人OBで野球評論家の堀内恒夫氏(73)が4日に自身のブログを更新し、米球界から復帰後初登板&白星を飾った巨人の山口俊投手(33)と、好守で度重なる危機を救った〝ヤングG〟を称賛した。

安定した投球で6回途中1失点と試合をまとめ上げ、642日ぶりの勝利を飾った山口。堀内氏は「戻ってきての第一印象はストライクの取り方が分かっているなぁ、ってこと。上手くテクニックを使っているなと思ったよ」と、円熟味のある投球を披露した右腕を称えれば「いい戦力としてこれから頑張ってもらいたいね」と、更なる飛躍に期待した。

また、勝利に大きく貢献した〝ヤングG〟の好守も高く評価。リードオフマンとして定着した松原聖弥外野手(26)が初回から先頭打者・桑原の大飛球をフェンス際で好捕すると、その後も7回無死満塁のピンチで柴田の放った左翼前への打球をダイビングキャッチ。

再三の危機を救えば、続いて岡本和真内野手(24)も7回一満塁、佐野の三塁線への強い打球を逆シングルで捕球すると、すぐさま二塁へ送球。併殺打にはならなず1点はこそ失ったが、抜けていれば長打コースの同点打となっていただけに、価値あるプレーとなった。

この好守の連続に堀内氏も「昨日は2つのファインプレー 松原と岡本 これがポイントだと思ったね」と、勝利の要因に挙げた。

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