UEFAがアウェイゴール・ルール撤廃を発表!21-22シーズンから実施

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、2021-22シーズンからアウェイゴール・ルールの撤廃を発表した。

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 ノックアウトラウンドで両レグ合計スコアが同じだった場合、アウェイゴールの多いチームが次ラウンド突破が決まる同レギュレーション。1965年から導入され、近年では2019年にトッテナム・ホットスパーがUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ戦で、準決勝アヤックス戦でアウェーゴール差で勝ち進んだ。UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長は、今回の決定が全会一致ではなかったものの、ルールの公平性に疑問の声が挙がっていたと語っている。

「アウェイゴール・ルールは1965年に導入されて以来、UEFAの大会では欠かせないものとなっていた。しかしここ数年で、さまざまな会議でルール廃止について議論されてきた、意見が全員一致したわけではないが、多くのサッカー関係者がこのルールの廃止を望んでいたんだ。最近ではかつてほどホームアドバンテージが重要では無くなってきたと言ってもいいだろう。私たちは、アウェイゴールがより重みを持つのはもはや適切でないとし、今回の決断を下した」。

21-22シーズンからアウェイゴール・ルール廃止へ Photo Matthew Ashton - AMA

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