F1ドライバーの素顔満載。レッドブルとアルファタウリの4人がオーストリアでチーム対抗レースに挑戦

 オーストリア、レッドブルリンクで開催される2021年F1第8戦シュタイアーマルクGPと第9戦オーストリアGPに向けて、レッドブル・ホンダとアルファタウリ・ホンダの4名のF1ドライバーが様々なミッションに挑む動画が公開されている。

 6月25~27日および7月2~4日にレッドブルリンクで開催される2連戦に向け、ホームグランプリでもあるレッドブルがPR動画を公開した。動画に登場するのはマックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリー、角田裕毅の4人だ。

 ザルツブルク空港に隣接し、レッドブルが所有する航空機やレーシングカーなどが展示される“ハンガー7”でセスナに乗り込んだ4人のドライバー。その機内案内ビデオに登場したのは、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコだった。

ハンガー7からセスナに乗り込むドライバーたち

 マルコは「開催国をより深く知るため、レッドブルチームとアルファタウリチームに分かれてオーストリア国内で8つのミッションを伴うチーム対抗レースをするように」という指示をドライバーたちに行う。ミッションは以下の8つだ。

ミッション1:オーストリアの伝統衣装を着こなすミッション2:湖で伝統的なボートを操ってのクルマのキー回収チャレンジミッション3:6輪ピンツガウアーの操縦ミッション4:ピンツガウアーでのオフロードレースミッション5:乳牛の乳しぼり対決ミッション6:ピンツガウアーでの風船割り対決ミッション7:ピンツガウアーでのバランス対決ミッション8:レッドブルリンクでのピンツガウアー・レース

レッドブル・リンクでのピンツガウアー・レース

 モータースポーツのみならず、様々なミッションが用意された今回のチーム対抗レース。果たして4人のドライバーたちは無事にすべてのミッションをクリアできたのだろうか。気になる勝負の結末は日本語字幕も付けられた動画をチェックしよう。

 ミッションを終えての各ドライバーのコメントや見どころ、レッドブルリンクでのレースに対する意気込みなどは以下のとおりだ。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「ピンツガウアーのような6輪車は見たことなかった。いつの時代かはわからないけど、軍隊で使われていたんじゃないかな。運転するととても楽しかったよ。オーストリアでのレースはいつも楽しく、今回は2回もレースができる。自分たちのホームグランプリであり、前に優勝しているので、ここで2回良い週末を過ごせることを願っている」

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「ミッションはとても接戦で、真剣に行われ(笑)、週末のレースに向けてレッドブルらしい最高の準備ができたよ」

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「レッドブルリンクにたどり着くまでに田園地帯を巡り、オーストリアのさまざまな側面を発見したよ。見どころは、水上飛行機のなかで(角田)裕毅が叫んでいたことだね。あれはお気に入りのシーンだ。4人のドライバーと一緒にいられてよかった」

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「レッドブルとアルファタウリが、それぞれチーム一丸となって争う、すごく新鮮で今までにない様なイベントでした。トラックでオフロードを走ったときに、僕たちはスタックして動けなくなってしまったことが多く、抜け出すのに時間がかかったり、労力が必要だったので(そこが)ハイライトかなと思います。オーストリアの自然と触れ合い、オーストリアのサーキットは自然のなかにあるので、楽しみにしています」

レッドブル公式サイト:https://www.redbull.com/jp-ja/videos/formula-schnitzeljagd

オーストリアの伝統衣装を着こなす4人
ボートを操ってのクルマのキー回収を行うフェルスタッペン
乳牛の乳しぼりをするペレスと、その様子を撮影するフェルスタッペン
オフロードレースに挑むアルファタウリチーム
角田裕毅に対して笑顔を見せるピエール・ガスリー
チーム対抗レースに挑戦する角田裕毅

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