カブスが継投ノーヒッター達成 年間7度は最多タイ記録

【カブス4-0ドジャース】@ドジャー・スタジアム

カブスが4投手による継投でドジャース打線を無安打に抑え、今季メジャー全体で7度目となるノーヒッターを達成した(継投ノーヒッターは今季初)。年間7度のノーヒッターは1990年、1991年、2012年、2015年と並んで近代野球(1900年以降)では歴代最多タイ記録(近代野球以前では1884年に8度達成されている)。また、カブスの球団史上では昨季のアレック・ミルズに続く17度目のノーヒッターとなった。

初回にハビアー・バイエズの17号ソロで先制したカブスは、先発のザック・デービースが無安打ピッチングを展開するなか、6回表にウィルソン・コントレラスの13号2ランで2点を追加。7回表にはデービースの代打として登場したジェイク・マリズニックのタイムリーで4点目を奪った。デービースが6回94球で降板後、ライアン・テペラ、アンドリュー・チェイフィン、クレイグ・キンブレルが各1イニングを無安打無失点に抑え、継投ノーヒッターを達成。両リーグ1位の救援防御率を誇るブルペン陣がデービースからのバトンを見事に受け継いだ。

なお、この日はレイズ戦に先発したニック・ピベッタ(レッドソックス)も7回途中までノーヒッターを継続したまま降板。カブス先発のデービースもノーヒッターを継続したまま6回無失点でマウンドを降りたが、同じ日に2人の投手が6回以上を無安打に抑えたまま降板するのはメジャー史上初の珍事となった。

© MLB Advanced Media, LP.