【J1】浦和・ロドリゲス監督が江坂ら大型補強に手応え「来季のACL出場狙う」

リカルド・ロドリゲス監督

J1浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が25日、オンライン会見し、この日に発表されたMF江坂任(29)をはじめとする大型補強にさらなる躍進を誓った。

浦和は今季開幕後にデンマーク出身FWキャスパー・ユンカー(27)をはじめ、同DFアレクサンダー・ショルツ(28)、日本代表DF酒井宏樹(31)に続き、江坂を獲得。指揮官は「フロントと共同作業で行っている、補強もポジティブなことだ。選手やチームを成長させながら結果を求めて良くしていきたい」と語った。

中でも江坂については「フィールドの4分の3でのプレーを期待しているが、江坂はそこだけではなく得点力、アシストも期待したい。セットプレーのキッカーとしても彼はいいボールを蹴る」とし、主にトップ下のMF小泉佳穂(25)との共存についてもターンオバーなどで「問題ない」としている。

リーグ6位につけている浦和は新加入選手の加入で目標とする来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を目指す。現在リーグ3位の名古屋と勝ち点差6に迫るが、チーム状態は上向きで「スタイルがはっきりしてきて選手のパフォーマンスも上がっている」と手応え十分だ。

27日にはホームで福岡と対戦する。指揮官は「人数制限はあるものの、サポーターの情熱を感じることができる。結果で喜びを届けたい」とコメントした。

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