なでしこジャパンが五輪前ラストマッチでオーストラリアと対戦

高倉麻子監督

日本サッカー協会は25日、東京五輪に臨むなでしこジャパンがMD&ADカップ(7月14日、京都)でオーストラリア女子代表と対戦すると発表した。

アジアのライバルとなるオーストラリアは、フィジカルやスピードに勝る強豪国。2023年には女子W杯をニュージーランドともに共催することが決まっており、東京五輪でも上位進出が期待されている。メダルを狙うなでしこジャパンにとって貴重な強化試合で五輪本番前、最後の対外試合となる。

MF遠藤純(21=日テレ)は「どんな相手でもチーム的にやることは変わらないのでタイセルな試合になるので一丸となって戦っていきたい」とし、高倉麻子監督(53)は協会を通じて「お互いに真剣勝負を通してこの貴重な試合を価値ある時間にし、私たちもまた成長し、東京オリンピックに向かってチームに勢いをもたらすことができるよう、一丸となって全力で戦います」とコメントした。

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