自動車の修理、車検などを手掛けるヨコタオートコーポレーション(上越市七カ所新田)が、自動車を電子制御するコンピューターの書き換えサービスを始めた。
専門の事業者が対応する。書き換えにより走行性能や燃費性能の向上が期待できるといい、21日は県外から持ち込まれた外国車や国産スポーツカーのコンピューターの書き換えが行われた。
今井紀男社長によると、コンピューターの書き換えには法的制限はないという。同社にはレースや趣味を目的としたカスタムの依頼が多い一方、ユーザーの間では、政府が昨年「2050年にカーボンニュートラル」を宣言したことで、自動車の燃費性能向上への関心も高まっている。
今井社長は「燃費の向上を実現し、環境に優しく趣味の車を楽しんでほしい」と話している。