【RIZIN】キックトーナメントに向けて〝皇治包囲網〟が完成

皇治戦の圧勝を誓った梅野源治

格闘技イベント「RIZIN・29」(27日、丸善インテックアリーナ大阪)での「キックトーナメント」1回戦で〝キック界のドンファン〟こと皇治(32)と対戦するムエタイの元ラジャダムナンスタジアム・ライト級王者の梅野源治(33)が完封勝利を予告した。

皇治について梅野は「実力と発言にギャップがあるから叩かれているだけで、実力は一流の物を持っていると思います。飛びぬけて何か優れているとかはない。そもそもKOした試合がないですよね。だから倒せないんじゃないかという印象です」と分析。

その上で「3ラウンドずっと皇治選手が下がる展開になると思いますよ。終わってみれば(皇治は)何もできなかったっていう試合になるんじゃないかと思います。完封になるかパンチで倒すか。無理に倒しに行かずに流れの中で倒せたらいいと思う」と圧勝を予告した。

会場は相手の地元ということもあり、アウェーが予想されるが「タイで試合したのもかなりアウェーだったんで、それに比べたらマシかなって」とニヤリ。外国に単身乗り込んで挑むアウェーと比較し、余裕を見せつけた。

また、1回戦で髙橋亮とを下し決勝での皇治戦を実現させたい白鳥大珠は「去年(ワンデートーナメントで)痛い目を見ているので、1回戦強敵だと思って、自分が挑戦者だと思って、1Rから倒しに行ってやろうと思います。やってきたことをやるだけなんで」と意気込み。

また、優勝者に渡されるベルトが独特なデザインだと一部で話題になったことについては「今までにないようなデザインですごいいと思いました。4人のメンバーで俺しか似合わないでしょと思いましたね」と〝イケメン〟で話していた。

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