オリックス戦の実況席で〝快進撃〟を続けるアナウンサーがいる。キャリア４２年目のベテラン、浜野圭司アナ（６４）だ。
今季も「ＪＳＰＯＲＴＳ」のオリックス戦実況を務め、担当試合は開幕から怒涛の９連勝。２５日の西武戦（京セラ）で惜しくも今季〝初黒星〟となったが、勝ち運を持ったアナとしてファンから大注目されている。
「私は勝負運は強くはないんですけどね。ラッキーが続いていました。球場に来るとファンの方に〝またよろしくお願いします〟って拝まれますよ。勝ったり負けたりの時と比べて責任が重たいな、というのはありますね」とファンの思いを胸にマイクに向かっている。
連勝中は体調もいいようで「勝つと１試合話した後の疲れがまったく違いますよ」と笑顔を見せる。
今後については「まだ半分なのでわかりませんけど、できるだけチームにいい位置にいてほしい。あまり持ち上げないよう〝優勝〟というワードはなるべく使わないようにしています」と高まる思いを抑え、冷静な実況を心掛けるという。連勝はストップしても勝ち運と名調子でチームを支える。
