神奈川・横須賀市長選27日投開票 現新一騎打ち、市政運営の評価が争点

(右から届け出順に)上地克明氏、岸牧子氏

 任期満了に伴う横須賀市長選は27日、投開票される。立候補しているのは届け出順にいずれも無所属で、現職で再選を目指す上地克明氏(67)=自民、公明推薦、新人で園芸業の岸牧子氏(64)=共産推薦=の2人。

 「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」など3施策を中心に市政運営を進めてきた上地氏の評価が主要な争点。

 上地氏は「復活3構想」のさらなる推進と、観光の基幹産業化による人口減抑制などを挙げる。新型コロナウイルス対応を優先し街頭での選挙活動は控えた。

 岸氏は小中学校の給食費無償化や、再生可能エネルギーへの転換・省エネによる新たな雇用創出、久里浜の石炭火力発電所建設反対などを訴える。

 19日現在の選挙人名簿登録者数は33万8653人(男16万8160人、女17万493人)。前回市長選の投票率は46.10%だった。

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