【東京女子】SKE48荒井優希 代名詞不発で4連敗「初勝利つかめたらよかったのですが…」

荒井(右)は必殺ファイナリーを宮本にブロックされてしまう

アイドルグループ・SKE48の荒井優希(23)が最大限の屈辱を味わった。

デビュー4戦目となった26日の東京女子プロレス両国KFC大会ではタッグ戦に出場。渡辺未詩(21)と組み、中島翔子(29)、宮本もか(22)組と対戦した。

先発を買って出た荒井は中島とスピーディーな攻防を繰り広げ、昨年7月にデビューした宮本には渾身のエルボーを叩き込む。中島からは強烈なミサイルキックの洗礼を浴びながらも、619(ロープ上のブーメンランキック)をかわし、宮本を胴締めスリーパーに捕らえた。

ところが、フィニッシュを狙い宮本に放ったファイナリー(カカト落とし)を腕でブロックされ、羅生門(変型コブラツイスト)で無念のギブアップ。5月4日のデビューから代名詞がかわされることはあっても、阻止されたのはこれが初で、試合後は宮本からの握手に応じることはなかった。

バックステージで荒井は「後悔はないんですけど、始めた時期が近い先輩にも負けてしまったのは悔しいし、応援してくださる方をたくさん会場に見つけたので、そんな中で初勝利をつかめたらよかったのですが…」と唇をかみ締めた。

それでも「また練習して実力をつけられるように頑張ります」ときっぱり。次戦は7月10日の両国KFC大会で「シングルで成長できた部分が大きかったので、そろそろ先輩に頼らずシングルで成長した姿をみせられたらいいなと思います」と気持ちを切り替えた。

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