郵便制度の父・前島密 横須賀の展示会で新資料公開

前島密が掛け軸作成の経緯や言葉に込めた思いを記した裏書(横須賀市立中央図書館郷土資料室提供)

 「郵便制度の父」と呼ばれ、横須賀で晩年を過ごした前島密にまつわる新資料が、横須賀市立中央図書館(同市上町1丁目)で開催中のミニ展示会で公開されている。第2次大隈重信内閣の文部相高田早苗が「自敬立身」と書いた掛け軸の裏書として、前島がその作成の経緯などを記したもので、教育の分野でも功績がある前島の人づくりに対する思いを垣間見ることができる。

 展示会は7月18日まで。開館時間は午前9時半から午後5時20分(木、金曜は同7時20分)まで。月曜休館。

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