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ソフトバンクの工藤公康監督(58)が27日、先発の柱で投げてきた石川柊太投手(29)をリリーフへ配置転換する可能性を示唆した。
今季は開幕投手を務めるなど千賀が不在の中で先発ローテの軸としてフル回転してきた。しかし、打線の援護に恵まれず6月は4戦4敗。防御率3・16ながら3勝7敗と大きく負けが先行していた。直近の25日の楽天戦では5回を投げて8安打4失点。らしくない投球となっていた。
工藤監督は「そこまで内容がともなってないかというとそうではない。責任をかぶる必要はないと思うし、その役割は十分に果たしている。ただ、それによって多少調子が落ちてきているなら、少し空けるなりして一度考えをまとめたり、体の状態を元に戻したりする時間はあっても良いのかなと思う。短いイニングで何も考えずに投げて、そこで自分を取り戻すのも一つの方法ではあるのかなと思う」とコメント。
その上で「なーに、あいつ一人に責任かぶせるわけないじゃんね。いいピッチングしてるのにね。打ってりゃ逆の数字になってたでしょ?」と続けて、ここまでの右腕の奮闘をねぎらっていた。