【アース・モンダミン杯】古江彩佳は涙の11位でフィニッシュ 「五輪に関係なく今日のゴルフが悔しい」

古江彩佳

国内女子ゴルフの「アース・モンダミン杯」最終日(27日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、東京五輪出場には優勝しかなかった古江彩佳(21=富士通)は71と伸ばし切れず、通算8アンダーの11位に終わった。

ショットは好調だったが2メートル前後のチャンスをものにできない、もどかしいラウンド。ホールアウト後は目を真っ赤にして「五輪に関係なく、今日のゴルフが悔しいと思って涙が出てきました」と話した。

あと一歩に迫っていただけに、最近はどうしても頭に五輪がちらついた。「考え過ぎて、自分のプレーに集中できていませんでした。一打に集中できるように、自分に集中できるようにトレーニングしていきたいと思います」。この経験を今後にしっかりつなげるつもりだ。

男子では欠場を表明する海外のトップ選手も目立つが、古江にとっては目標のひとつ。「ゴルフをやっていくうえで目指すところではあるので、運もあると思うけど、今ある試合を頑張るだけかなと思います」。2024年のパリ五輪出場に向け、明日から新たなスタートを切る。

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