麻生氏「まいた種」発言に都民ファ・荒木代表が反論「政党に忖度する首長しか認めない発言」

東京・中野区で街頭演説を行った都民ファーストの会代表・荒木氏

都民ファーストの会の荒木千陽代表(39)が27日、麻生太郎財務大臣(80)の「まいた種」発言に反論した。

荒木氏は街頭演説で「小池知事が過労により倒れてしまいましたが、麻生財務大臣から『自分でまいた種』だというような、政党に忖度する首長しか認めない、都民のために働く首長を誕生させまいとする発言がございました。実に我が国として悲しいことだ」と訴えた。

麻生氏は日の都議選候補の応援演説で「代表の国会議員がいないから(国に)話が通じない」「自民党とつながっている人が(都議に)いなきゃ話がつながらない」と、都民ファが国政へのパイプを持っていないことを批判していた。荒木氏はこの点に「政党に忖度する首長しか認めないのか」と反発しているわけだ。

小池氏は週内いっぱい静養と発表していただけに、日月曜日からの復帰もあり得る。都民ファ関係者は「しっかり体力を回復した上で復帰してくれたら」と期待した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社