【宝塚記念】順当決着を阻止した7番人気2着のユニコーンライオン 坂井「悔しいですね」

宝塚記念2着のユニコーンライオン

中央競馬の上半期フィナーレとして行われたグランプリ競走・GⅠ第62回宝塚記念(27日=阪神芝内2200メートル)は、ルメール騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝5・斉藤崇厩舎)が直線で他馬と一線を画す脚を使い優勝。昨年の宝塚記念→有馬記念に続くグランプリ3連覇を達成した。

前走・鳴尾記念(1着)に続いてハナを切って主導権を握ったユニコーンライオン(牡5・矢作厩舎)が、直線でも実にしぶとい走りを見せて2着に粘走。1着クロノジェネシス(1番人気)、3着レイパパレ(2番人気)、4着カレンブーケドール(3番人気)の人気3頭に割って入り、順当決着を阻止した。

「悔しいですね。想定内のペースでイメージ通りに競馬ができて3角から早めに動かしていった。3着馬に前へ出られたけど、最後は差し返してくれた。このメンバー相手に頑張ってくれたけど…」と坂井は理想的な展開に持ち込みながらも敗れたことに悔しさをにじませた。

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